2010年12月3日金曜日

作品展示のお知らせ

個展のお知らせです!

来年の2011年 2月1~10日に個展を行います。
atelierbrahma(アトリエブラフマ)にて。
OPEN 11:00~19:00
420-0839
静岡県静岡市葵区鷹匠2-16-5 静岡ハイツ 403 (ぱっと見、普通のアパートです。)
tel/fax 054.251.2851

ここのところ制作している人型の木彫作品の展示です。
この作品は大学の卒業制作で作っていた作品の進化系で、小さな人型をたくさん点在させます。
小さな小さな劇場をこの空間いっぱいに作り上げようと思います。

詳細はまた後日!



てなわけで、こないだ友人の結婚式に参加しました。
いい結婚式だったな~。そしていいカップルでした。

たまらなく素敵な写真がとれたので、ついのっけてしまいました。
末永く、お幸せに!

2010年11月22日月曜日

けっこう痛い

連休は素晴らしい。

連休3日目。今日はずっと雨が降っていた。
雨が降ると、耳のあたりが閉ざされてすごくいごこちがいい。
一日中、木と向き合えた今日はいい日でありました。

先日、山から切ってきた木たちから、形を彫り出しました。
「粘土は終わりが見えない、木はやりすぎてしまう、石は固いからちょうどいい」といったのは誰だったか、私は木すら硬く感じている。

今日もまた指に彫刻刃を刺してしまった。
本当にまだまだだ。




2010年11月18日木曜日

山へ

富士川町の山へ5か月ぶりにいってきました。
私の祖父、祖母が残した山へ、父と彼と3人でハイキング!


・・・という甘いものではないのでした。

父が幼かった頃、みかん畑やワサビ田、栗やキウイ、山菜などがたくさんあって、村の人たちの農園であり、こどものころの父の遊び場でした。そこで働いていた人たちが年をとり、人が足を踏み入れなくなってしまってからは、竹が生え放題。
その整備と、彫刻の材料調達へ行ってきました。

ひさしぶりにいい汗をかいて、いい焚き火をして。
無心に木を切ったり、植物を観察したりするのは、体は疲れるけどいい気持ち。
いつか木々が育ち、実りある山に戻るといいのだが・・・
この壮大な夢はきっとお父さんの孫の孫の孫まで引き継がれていくだろうな。
初夏にいったころより、光が木々にあたって、たまたま残されていたみかんの木に小さなみかんがなっていたのには感動。食べてみるとやっぱり酸っぱい。
でもそのすっぱさも甘く感じるほどの喜びがありました。
自然の摂理の中に身を置いているのだから、感謝の気持ちを忘れたくないですね。
彫刻材料の桐の木も、版画に使える桜の木もゲッチュしたので連休は制作にあてたいと思います。

緑の中にいると落ち着くな。
私は父に似ているな、とふと気づいたのでありました。


2010年10月27日水曜日

朗読会 at ORK

昨日、静岡の伊勢丹近くにある、カフェOAKで朗読会がありました。
前座で丸山の研ちゃんが、ギターを弾きました。
三曲のみでしたが、ドキドキしながら聴いていました。
これからも、応援していきたいです。
生演奏。緊張感があるからこそ!いいですね・・・!
楽器をひとつも弾けない私はただただ、すごいな~とみとれてしまいました(笑)
なぜあんなに指がうごくの??
朗読は、俳優の中山一朗さん。
素晴らしい朗読です。存在感のある声。俳優さんってやっぱすごい。
いろんな場面が見えてくる・・・!不思議です。
とくに、絵本の「ひろしまのピカ」の朗読、原爆ドームにはじめて行った時の気持ちがよみがえってきました。

最近、あまり本を読んでいないので、物語が頭の中を流れていく気持ちよさを感じた夜でした。

2010年10月25日月曜日

2010 大須賀町ちゃっちゃな文化展

2010年大須賀町ちっちゃな文化展が終了しました。

町並みの晴れ舞台!昔、横須賀城があっところ城下町として栄えていて、町並みは今も古く、情緒あふれる景観を残しています。その一軒一軒にさまざまな作家さんが作品展示をして、お客さんは作家さんともお話をしながら、また町並みを眺めながら、おいしい羊羹をかじりながら・・・笑 
ゆ~っくり、ま~ったりとした時間が流れています。

大学生の時に出会ってから、思い入れの強いこの文化展。今年は、永田材木店、ギャラリーsensenci企画の小西秀和さんの作品の制作サポートスタッフとして関わっていました。(なんだかややこしい・・・;)
静大の学生たちが積極的にかかわってくれて、作品を通して私もいろんなことを考えさせられました・・・。
作品のテーマは「つながり」。
作品の企画者が遠方にいるため、制作はほとんど学生が。ネット上のコミュニティーや、メールや電話でやり取りをするものの、やはり実際会ってみないとうまくいかない。
学生は集まったものの、全員に意図を伝えられるほど、コンセプトが明確でない。言葉では表せても、形に表すのが難しい。これは、本当に作品になるの?
など、学生たちのいろんな意見が聞けて、もめて、うまくいかなくて、本当に楽しかった(笑)
「つながり」テーマにしながらつながらない。
けれど、文化展当日、悩みぬいた分、人だかりができた材木店前を通って感動した。
子どもたちの笑顔や、見にきてくださった方とつながりを持てる場所を作り上げられたような気がする。
最後まで頑張ってくれた静大生のみなさん、ギャラリーSENSENCIの柴田夫妻、森さん、本当にありがとうございました。

写真 上 ひとだかりのできる永田材木店。
    下 インコに変身した陽気な加納さん。 




2010年10月23日土曜日

キャトルエピス 秋物展

今日は、私の姉が務めているケーキ屋キャトルエピスのイベントに行ってきました。

すごいおいしいケーキ屋さんで、しょっちゅうなんだか面白そうなイベントをやっている、ちょっと変わったお店なんです。
今日は、秋物展ということで、外壁の照明(?)、カレー、シャツ、小物などケーキ屋さんなのに、たくさんのものが見れて大満足でした♪写真とればよかった・・・・
こういうイベントものに行くと必ずと言っていいほど知っている人に会う。
静岡ってせまいですね・・・

キャトルエピスは、行くとなにを食べるかとても迷うんですが、私が一番好きなのは、ベイクドチーズケーキ!いや、チョコバナナタルト・・・?
でもやっぱり、バナナのはいったエクレア!
う~ん・・・しあわせのひと時。

2010年10月19日火曜日

CD「光の雨の国」発売

やっと・・・、やっと・・・・・・!!!!
CDができました!!!
彼の汗と涙の結晶です(涙)

CD 「光の雨の国」 丸山研二郎  2500円 
是非、手にとって聴いてみてください。購入したい方はぜひご連絡を♪

私は1曲目の「光の雨の国」とインストの「カメリアの丘」が好きです。
彼のギターは心の奥まで響きます。

2010年10月12日火曜日

風邪をひきました。

頭ががんがんします。
こないだ雨の中、濡れながら歩いて帰ったのがいけなかったかな。

先日友達と「芸術の秋」してきました♪
静岡市美術館SPACへ。

静岡市美術館は開館して初の展覧会、「印象派とエコール・ド・パリ」やっていました。
なんだかとてもいい雰囲気。
展示会場は、アートギャラリーのときより広く、大変みごたえがありました。モネとパスキンを見れたのがうれしかった。やはり、本物を見る、というのはなによりも勉強になる。
にしても、壁が白い。名ががきゅっと縮んでしまうほどの白さだ。
この美術館は新国立美術館と同じで、収蔵品を持たない。貸ギャラリーであり、美術館と定義付けしずらい部分もあるが、地方の美術館だからこそ、あたらしい情報に敏感で、テーマにとらわれずに様々な展覧会をやってもらえるというのは嬉しいかぎりだ。
来シーズンの展覧会が楽しみ。

SPAC(舞台芸術センター)へは、本当に久しぶりに足を運んだ。
舞台をみる、というのは結構体力がいる。
「令嬢ジュリー」をみました。手のこんだ舞台装置。舞台上と客席がガラスで隔てられていた。内容が内容だから少し疲れてしまった。悲劇でも喜劇でも、何かしら自分に向けて疑問が投げかけられるのをうまくキャッチできるといいなと思い、毎度舞台を眺める。今回はうまくキャッチできなかった。
SPACで以前素晴らしい舞台をみた。またそんな機会に巡り合えるといい。
いいものに出会うと心から幸せになれる。
そんな浮遊感を作り出すには本当に大変なんだろうな。
作り手を目指すものとして、いろんなものを頭に詰め込みたいものです。

来年の2月に展示を行うことになりました、詳細はまた後日。

風邪引きはレモネードを飲んで早めに寝ることにします。

2010年10月5日火曜日

美研

昨日今日と、静南美術研究所でのバイト。

仕事内容は美研の先生の絵のモチーフです。要するにおとなしく座っているだけ。
なかなか動かないというのはしんどい。眠気もおそってくるし、おなかへるし・・・

私にとっては、ただそれとなく過ぎていく時間の中、お題を決めて、頭の中であちらこちらへといろんなことを考えてみた。しかし、思考というのはどんどん楽な方へ流れてゆき、結局一日のはじめに「今日は○○について答えを出そう!」と誓ったものの、結局答えは出ないまま、いまだに考え中で終わってしまった。形のないものは不安定で消えてしまう、だから文章を書くのかな。

ここの美研の先生は心のあたたかい方で、石膏像と油絵の具とたばこの匂いは私にとても優しいのです。思い返せば付き合い高校2年からの付き合いだな。
先生以上に絵を描くのが好きな人に私は会ったことがありません。



その後、昨日は久しぶりにSENSENCIへ。
森さんにも会えて感激。材木店でのピースプロジェクトが楽しみです。
ことしのテーマは「みつばち」。みつばちが地球上からいなくなったら人はどうなるか知っていますか?その答えは文化展で・・・


SENSENCIは本当に素敵な場所で、多くのつながりをここでいただいた気がする。

時間のかかる私の制作。
今年中には、なんとか形にしなければ。


今私を励ますのは、スピーカーから流れるホーミー。
音楽の幅の広さと、このCDを持っている研ちゃんに驚きです。

2010年9月30日木曜日

作品になる瞬間

いつ、それはできあがるのか。 木彫ならやすりでつるつるになってらか、それとも、形として未完でもそれは感じ取れたりするものなのか?

ものをつくりだすのは簡単です。ですが、作品はなかなかできません。
その線引きは作り手が間違わずに、世におくりだしてやらないと。

私が好きなメダルド・ロッソの彫刻はその瞬間がきっと感じ取れたものなんだと思います。

2010年9月13日月曜日

遠州横須賀ちっちゃな文化展

静岡の掛川市の海沿いにある大須賀町では、毎年遠州横須賀ちっちゃな文化展が行われています。
城下町である大須賀町は、古くからのお祭りや建物が残っていて、そこで暮らしている人たちも優しく情熱(!)であふれている人たちばかりで、私の好きな町のひとつです。
今年も10月22~24日に開催されます。町並みが美術館になります。
とっても、ゆったりとして素敵な文化展なんですよ♪
おいしい羊羹、ラーメン、お醤油にも出会えます!

わたしも作品は出しませんが、永田材木店さんでのsensenci企画にかかわっていて、今日もその話し合いに参加して来ました。

ひとつの作品を何人もの人たちがかかわって作り上げる。
なかなか簡単なことではありません。
作品のテーマは「つながり」。
どうか人と人の思いがつながって、その集積が形として現れ、伝わりますように。

2010年9月9日木曜日

CDジャケット制作

ひさしぶりの雨でクールダウンの一日。

今日は、ミュージシャンであり、私のパートナーである丸山研二郎さんのCDジャケットがほぼ出来上がりました。
私がジャケットデザインを担当しています。二人であーだこーだいいながら、今日やっと「おっ」と思えるものができました。
レイアウトって難しいですね~。パソコンの作業ってきりがない。

まだ公開はできませんが、出来次第お知らせできればと思っています。
ジャケットの絵と、音が、気持よく手にとってくださった方の心に入り込んでくれるといいなと思います。

夕方から友人のお店ヨージクさんにお邪魔して「レジン」という透明樹脂を使って置物?アクセサリー?をつくる会に参加して来ました。ヨージクさんは最近できたばかりの雑貨屋さんで、なかなか見つかりにくいところにありますが、ロシア系の雑貨がたくさん置いてあってとても素敵な場所でした。
レジンの中になにを入れてもOK!イラストやかわいいアクセサリーの小物を入れるのがスタンダード。
私は適当なものがなかったので、家にあった米やコーヒー豆、苔、石、蜘蛛のぬけがらを閉じ込めてみました。標本のようで面白いです。
固まるのに1、2日かかるそう。出来上がるのが楽しみです。
隣の席のYさんは、ラー油を閉じ込めていました、そんなのってあり!?

2010年8月26日木曜日

真面目なプレーリードック君














カメラを向けると動かずにポーズを決める。
真夏の動物園、暑いのにお疲れ様です!

2010年8月24日火曜日

残暑 木彫の材料

暑い暑い日がまだまだつづきます。
2010の夏はまだまだ続きそうです。

大学を卒業してからやっと自分の居場所ができ、毎日少しずつ制作をしています。

今年のお正月から木を彫っています。
材料は私の父の実家の富士川町の山の木です。
祖父が亡くなってから、荒れ放題となってしまった山に父と整備にいきます。
たまたま桜の木や桐の木が倒れて何年か経っていたものがあり、それを彫ってみたい、と思ったのがきっかけで今に至るわけです。

山は、一度人が手を入れるとずっと手を入れ続けなければなりません。
父が子供のころは、みかんやわさび、お茶や栗、柿などの畑がありました。
今はほとんど竹です・・・。竹の成長の速さは恐ろしいくらいです。

今はマムシがでるので山には行けませんが、涼しくなったらまたお父ちゃんと山の整備がてら、材料調達に行ってきます!
素材から自分で手に入れると、愛情が倍になります。
まるで山ほどあるハムやようかんを好きなだけ切ってほうばるような満足感があります。

夏が去るのはさみしいけど、秋には秋の楽しみがありますね◎

2010年8月12日木曜日