2014年3月7日金曜日

木が呼んでいる

個展に足を運んでくださった挽物職人さんの仕事場にお邪魔した。
ハウルの動く城のような空間。
私に、カヤの木を譲ってくださった。
『木はどういったところで手に入れるんですか?』
『自然と集まってくる。木が呼んでるんだな。』

いずれか材になるだろうと、先日自宅の庭を見せてくださった方も、私にたくさんの木を譲ってくれると約束をしてくれた。
庭を眺めながら、淹れてくださった珈琲をのんでいると、住宅街の中の小さな森がザワザワと静かに騒いでいるのが聞こえた。
事情があり、近いうちにたくさんの木が切られてしまう。
想い出のいっぱい詰まっているだろうたくさんの木。あたたかい庭。
木はただそれを受け入れる。

つくづく木は不思議な生き物だなと思う。
もっと、木の事を知りたい。



 

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